9路・13路・19路について、囲碁のド素人(トーシロ)が囲碁について語ります。序盤の石の方向性からヨセの計算、詰碁、手筋、定石の他、ソフト、私の打った棋譜から好手・悪手・手割り等を検討、どういう打ち方をすると効率がいいか見ていきます。
黒としては、マネ碁を回避する天元に打つ手が好手になる ように打てば、
確実に優勢を築くことが出来ます。
黒の打ち方が下手くそで、天元に打った手が働かなかったり、
悪手化するようですと、白が優勢となります。
※図は実戦例:私が黒です。
上ツケしよう!
通常の定石などによくある手で、隅を大きく確保する場合などに打たれる手です。
今回は、シチョウの形を作るためにツケていきます。
※下ツケからでも何でも、シチョウを作れるなら何でもあり。
黒11、黒13に白がそのままマネしてくれば、黒15でシチョウ完成です。
これが最も シンプルなマネ碁潰しの形。
ここで、白はマネ碁を続けると良くない。
すぐに真似をやめるべきです。
黒は、無理にシチョウ作りに行ってて、石の効率が悪い。
ここで 白はマネ碁をやめることで、優勢を作ることができる。
白がマネ碁を続けてしまった・・・
白16の手は悪手、黒17の手を真似するともう先がない。
まだ間に合う、白は今すぐマネ碁をやめるんだ!
もう、この先が見えてきたんじゃないでしょうか・・・?
黒はしっかり繋がった。
白はマネすると全部死んでしまう。
もうマネ碁を続けることが出来なくなりましたね・・・
白50と真似したら、黒51で左上の白が全部抜かれます。
実戦では、白50でアタリを打って白は全取られを回避。
しかし、これでマネ碁としては完全崩壊。
黒53まで来ると、もう黒がちょっといいですね。